中日の石垣、恩返しの一発=1軍での活躍誓う-プロ野球・フレッシュ球宴(時事通信)

高々と舞い上がった打球がバックスクリーンへ飛び込んだ。中日の石垣が四回先頭で効果的なソロ。1ストライクからの2球目をフルスイングし、大きな歓声も「集中して聞こえなかった」と興奮した様子。強烈な一発で球場を沸かせた。

 昨年もフレッシュオールスターゲームに選出されていたが、死球を頭部に受けた影響で出場を辞退した。「悔しかったけど、チャンスがあれば頑張りたい気持ちだった」。その思いを晴らすように、普段はめったにしないというガッツポーズが自然に出た。

 山形県出身の高卒2年目。この日は地元から家族が応援に訪れていた。「家族の前で打ててうれしい。今まで育ててくれて感謝。最高の恩返しになった」。勇姿を見せることができた喜びを、しみじみとかみしめた。

 1軍戦は昨年1試合に出場したのみ。若手の登竜門とも言える大会でMVPの座をつかみ、「それに恥じないようにやっていきたい」。チームの確かな戦力となるため、飛躍へのステップにすることを誓った。